EMC試験は製品の安全性には不可欠な試験!

EMC試験とは一体なに?

電子機器や電気機器を設計・開発・製造をして売り出すためには、EMCと呼ばれる規格をクリアしなければなりません。この規格は無線通信などのある特定の周波数を使う通信や放送に、他の電子機器や自社の製品がノイズなどの影響によって上手く作動しない・または通信が途絶えるといったトラブルが起きないように、不要な周波数の範囲の限度を決めています。また妨害だけでなく、雷や静電気などで機器自体へのダメージを与えないようにという目的で、この規格が生まれました。

どんなものが悪影響を与えるの?

ノイズといっても色々なものが電子機器からは発せられています。例えば電磁波の場合は、オーディオ機器やテレビなどの雑音、パソコンの誤動作や故障、電話や携帯、Wifiなどの通信障害などが起こります。電源や導体を通して発する高周波ノイズは、テレビやオーディオの雑音障害、パソコンなどの故障・誤動作に繋がります。静電気やサージによるノイズは回路系全般の機器の誤動作や故障があります。私たちの生活の中にはこのように多くのノイズが発生する環境に置かれていることが分かります。

試験の内容と項目にはなにがあるか

EMC試験には主に2つの種類に分けられます。1つは「エミッション試験」と呼ばれるものです。この試験は、機器を実際に動かした際の妨害の強度を測るものになります。色々な周波数や形態に応じて妨害に耐えることができるかといった内容になります。もう1つの試験は「イミュニティ試験」というものです。この試験は機器にノイズなどの妨害を与えた時の機器の反応を観察する方法によって測定します。無線・有線をはじめ、高周波ノイズによる妨害など様々な項目があります。

EMC試験は、電気製品からの不要輻射電波がどのくらい出ているかを測定する試験です。不要輻射電波は、一定以下の量に抑えるように対策する必要があります。